輝変換

空を見上げることは、容易いものです。

大地に目を向け、そこに咲く花や植物のエネルギー、そして大地(土)のエネルギーを感じることができて初めて、連動した天の動きからも力を得ることができます。

何かを知らない人は、知らないがゆえに自分の人生を生きることが困難となっているという論調でビジネスが展開されているとして。

もし本当に「知っているのか知らないのか」この差が私たちの生きるエネルギーに作用しているとしたら、この世界は大変な虚構となります。

私は、これからの時代、物事の本質に近づくと思っています。どういうことかというと、どう突き詰めても、どの方向から観たとしても、この世界の真実はやはり大自然の中にすでに存在しているからです。

大きなくくりでの大自然には、私たち人体も含まれています。

そこで。もし、人生がなんなのか。私たちの生きる目的はなんであるのか。幸福とはなんであるのかを知りたい人は、まず名前で縛られ定義されたものから、もう一段深い場所にある霊性に近づく必要があると思います。

そのために、植物と人体です。生物学、生理学を突き詰めていくと、そこには必然として精神性が内包されます。精神世界が生命弁証論へとスイッチする。これが私が思うこれからの道です。

腸は植物で言うところの根、生命の根源です。細胞は血液から作られます。食べ物は血液となりそれが細胞を作り「ひと」という生命体を形作ることになります。

ということは、食事こそが全ての源になるわけですから、食事を無意識にそして脳の赴くままにするということはどれだけ危険なことなのかということに気づかなければなりません。生物は、常に「成長と優先的選択」を基盤に進む性質があり、それについて「記憶」がブレーキを引き起こすのです。

我々の組織を構成している無数の遺伝子、タンパク質、代謝産物、RNA分子を、細胞がどうやって調整できているかは、生物学者にもずっとわからないままなのです。

これからの時代は、ルートコーズアナリシス(根本原因解析)が必要です。英語の pantheism (パンセイズム)は、ギリシア語の pan(全て)と theos(神)の合成語で、文字どおり「全ては神」で「神は全て」を意味します。つまり神と一切万物(または宇宙・世界・自然)とが同一であるとする思想です。

また文豪GOETHEは植物変態論(メタモルフォーシスオブプラント)の中で、植物の原型を考察すると、そこには直ちに上下の関係が現れてくると言っています。これは、大地をゼロとし、見えない世界(根)と見える世界(幹と葉)の両方を観るということです。

同様に、地球と宇宙、物質と精神も、どちらも同じものとして、その側面であることを認めなければなりません。

ですから、今までの物質否定精神上位主義は、この世の理から外れていると私は考えます。

もし本当に知りたい(そういう言い方すらおかしいですが)のなら、まずは植物を何週間も観察することが必要になるのではないでしょうか。そうすれば、体内で起こる体の反応や体感を知ることができます。やがて、肉体も大地も精神も同じ理の元で動いていることを知ることができます。

全ては、輪の中で起こる循環なのです。